■SNSの依存性が、特に若者の心の健康に悪影響を及ぼしているとの懸念を受け、16歳未満の子どもに対し、夜10時以降のソーシャルメディア使用を制限する案が浮上している。テレグラフ紙(電子版)が報じた。英デジタル担当相ピーター・カイル氏は現在、テレビのウォーターシェッド「TV watershed」(暴力・性的描写・不適切な言葉使いなどを含む番組を放送してよいとされる時間帯)にならい、オンライン版の「門限」制度の導入を検討している。

専門家たちは長年、SNSが子どもの睡眠、対人関係、社会性の発達に悪影響を及ぼす要因であると指摘してきた。カイル氏は「一部のプラットフォームに見られる『依存性の高い設計』が、若者たちに不安や自己嫌悪を引き起こしているのは明らかだ。SNSをスクロールし続けてしまい、気づいたら何時間も経っていたと後悔する若者が多い。オンラインの良い面は尊重しながら、悪影響にはしっかり対処していく」と述べた。
カイル氏は、TikTokが最近導入したスクリーンタイム制限ツールに注目しているという。このツールの中には16歳未満のユーザーに対して夜10時になると画面が切り替わり、穏やかな音楽が流れる「門限機能」が含まれており、ユーザーが解除しない限り視聴できない仕組みになっている。また「Time Away」機能では、保護者がアプリの使用時間をあらかじめ設定することが可能。子どもが延長を希望する場合は、保護者の承認が必要となる。今回の提案は、SNSへの依存が若者の精神的健康に深刻な影響を与えているとのデータを受けてのもの。1月に公表された「ミレニアム・コホート調査」によると、16〜18歳の若者のうち48%が「SNSに依存していると感じている」と回答。特に、女子の57%が依存を自覚していた。一方で、男子は37%にとどまった。この調査は2000〜02年に生まれた英国の1万9000人を追跡する大規模研究の一部。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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