■ノッティンガムシャーのパブが販売している全長5インチ(約13センチ)の巨大チーズ&オニオン入りコブ(cob=ロールパン)がSNS上で大きな話題を呼んでいる。「デイリー・メール」紙(電子版)が伝えた。。

巨大サンドイッチの写真がXに投稿されるとコメント欄には「これは食の犯罪」「国家への侮辱」といった批判が上がる一方、「これぞ英国料理の真髄」といった称賛の声もあり、激しい論争が巻き起こった。話題のロールパンを提供しているのはイルケストンにある人気パブ「The Dew Drop Inn」。シンプルなスナックはバターを塗った巨大ロールパンに巨大なチェダーチーズの塊と、玉ねぎの輪切りを3枚挟んだだけ。1日に200個売れることもあるというが、今どき3.50ポンド(約680円)という良心的価格を聞いて納得。
オーナーのミシェルさん=写真=は「うちのバップ(ロールパンの俗称)はいつも売り切れよ。遠くからわざわざ買いに来る人もいるわ。うちのお客さんは洒落た料理なんか求めちゃいない。ただコブ(ロールパン)をがっつり食べたいだけ。『cob』という言葉自体、中部イングランドでは石畳(cobblestone)のような形に由来すると言われているわ。でも、バズるなんてね、思ってもみなかったわ。信じられない」と話している。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)