英国初、奇跡の赤ちゃん! 子宮移植を受けた女性が出産

■移植した実姉の子宮で出産に臨んだ女性が無事、女の子を出産した。英国初となる快挙に女児は「奇跡の赤ちゃん」と呼ばれている。英各メディアが報じた。

※写真はイメージです。

母親のグレース・デイヴィッドソンさん(36)は先天的に子宮が機能しておらず、2023年に実姉から子宮の提供を受けた。この移植手術は当時英国で唯一成功した症例だった。先駆的手術から2年後の今年2月、グレースさんは第一子を無事出産。夫のアンガスさん(37)とともに、子宮を提供した姉、エイミー・パーディさんへの感謝の意を込めて娘に「エイミー(Amy)」と名付けた。エイミーちゃんの体重はわずか2キロ強(約4.5ポンド)だった。グレースさんは初めて赤ちゃんを抱いた瞬間を「まるで夢のようでした。ずっと自分が本当に母親になれるなんて信じすぎないようにしてきました。なのでその瞬間を迎えたとき、本当に圧倒されるような気持ちでした」と語った。

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スコットランド出身でロンドン北部に暮らすグレースさんとアンガスさん夫妻は、移植された子宮を使って第2子の妊娠にも挑戦したいと希望している。当初、夫妻は匿名での報道を希望していたが、無事にエイミーちゃんが誕生したことで、今回初めて「小さな奇跡」についてBBCの取材に応じた。 グレースさんには当初、代理出産や養子縁組という選択肢も提示されていた。しかし「自分自身の体で赤ちゃんを育てることに強い意味を感じていた。でも、それが叶わない現実があまりにもつらくて、長い間、その思いを押し殺してきたんです」とBBCに語っていた。

移植手術を行った医療チームはグレースさんの手術以降、亡くなったドナー(提供者)からの子宮移植を3件実施したことを明かしている。グレースさんはメイヤー・ロキタンスキー・キュスター・ハウザー(MRKH)症候群という希少疾患を抱えて生まれた。この症候群では卵巣の機能は正常でも、子宮が存在しないか未発達の状態となる。
By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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