深刻!英陸軍の食事劣化…これでロシアと戦える!?

■ナポレオンは「軍隊は胃袋で行進する」と言った。要は「腹が減っては戦ができぬ」ということ。しかしこれらの写真を見て英陸軍が行進できるかどうか不安になった人が多い。「メトロ」紙(電子版)が報じた。

現役陸軍兵がSNSに投稿した「イモ入りの肉の水」=写真左=と、ラザニアらしきもの=同右。

兵士たちが「生焼けチキン」「肉のスープ」そして「見るも無残なラザニア」などの写真をSNSで公開。食事のクオリティがあまりに劣悪で、元指揮官のひとりは「深刻な士気の低下を招きかねない」と懸念を示している。ある兵士は「12年間軍にいるがこんな悲惨な食事は見たことがない」と話した。先月、ハンプシャーのロングモアキャンプで提供された食事に関して、ある兵士がフェイスブックの「Fill Your Boots」ページにこう投稿した。「これはイモ入りの肉の水だ」。また、別の写真には肉とパスタがぐちゃぐちゃに混ざった得体の知れないものが写っているが、どうやらラザニアらしい。さらに生焼けでピンク色のチキンが入った油っぽいスープや、乾燥したトマトソースと肉がわずかに乗った分厚い生地のピザも投稿されている。

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食事の質の劣化は、陸軍内のシェフの急減に原因があると言われる。2010年に2547人いた陸軍シェフは、昨年にはわずか868人にまで減少している。陸軍の兵員数も11万4000人から7万5000人に削減されたが、それでもシェフたちの負担は増え続けている。2010年にはシェフ1人あたり45人分の食事を担当していたが、現在では86人分をまかなわなければならない。

先月、保守党のバーナード・ジェンキン議員は「我々はロシアとの戦争に備えなければならない」と警告を発した。同議員の発言は昨年夏に「ますます不安定化する世界において、英国は3年以内に戦争に備えなければならない」と語った陸軍総司令官ローランド・ウォーカー卿大将の言葉を念頭に置いたものとされる。政府の報告書では英陸軍がロシアと開戦した場合、数ヵ月で戦力が尽きる可能性があると指摘されている。こうした中、米国がNATOとの距離を取り始めたことによりヨーロッパ各国は、米国抜きでウクライナ支援を進める必要に迫られている。「軍隊は胃袋に頼って行進する」のなら、現在の兵士たちの食事の質は重大な懸念事項になりかねない。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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