■ある酒類専門家が、酒を愛する者は自分が飲む酒が偽物か本物かを見分けるための兆候を知っておくべきだと警鐘を鳴らしている。「ミラー」紙(電子版)が報じた。近年、ギリシャやトルコ、東南アジアの人気観光地で偽造酒を口にした旅行者が死亡する事例が相次いでいる。被害者たちはウォッカやジンのショットを飲んだつもりで実際には致死量のメタノールを摂取していた。

ウイスキー専門家ダニエル・ウフランド氏によると「シンナーのような臭い」「炭酸を含んだスピリッツ(蒸留酒)」「オイリーでシロップのような質感の酒」は偽造酒の典型的な特徴だと語る。メタノールは無色透明でアルコールに似た臭いがするが製造コストは非常に安い。しかし、ほんの少し口に含むだけで深刻な影響を及ぼす可能性がある。メタノールが体内で分解されると、有毒な化学物質が発生し細胞を破壊。結果として臓器障害を引き起こし、場合によっては死に至る。症状は摂取から約12時間後に現れ、吐き気や嘔吐など、通常の飲酒による酔いと似た症状を伴う。迅速に治療を受けても目のようなデリケートな組織が不可逆的に損傷し、失明や視力低下を引き起こすことがある。
ウフランド氏は、違法かつ危険な酒を見抜く方法があるという。まず、酒を注ぐ前に「パッケージの異常」に注目するべきだという。ウフランド氏によると本物のブランドとして販売されている偽造酒はラベルの印刷品質が低く、スペルミスや文字のぼやけが見られることがある。さらに「マニキュアの除光液やペイントシンナーのような化学的な臭いがする場合、それは非常に危険なサインだ」と警告する。液体が泡立つ場合も警戒すべき。多くのアルコール飲料は本来発泡しないため、炭酸が発生している場合、偽造された可能性がある。浮遊物、異常な色、液体の層が分離している酒はすべて危険信号。シロップ状やオイリーな質感のものも要注意だ、という。旅先ではつい警戒心が薄れ、開放的になってしまいがち。口に入れるものには細心の注意を払いましょう。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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