■2017年6月14日、72人が犠牲となった痛ましい火災からまもなく8年。政府はグレンフェル・タワーの解体を決定した。BBC(電子版)が報じた。解体作業には2年ほどかかる見込みだが、6月の災害8周年までは着手しない方針という。地元住民の一部は悲劇を記憶するためにもタワーを残すべきと主張しているが、愛する人を失った人にとってタワーの存在自体が精神的苦痛をもたらすため、記念碑に置き換えるべきだとの声も上がっている。

政府は声明で「この場所が神聖な場所であることは明らかだ。しかしこれをどうするべきか、意見の一致を見ていないのも事実だ」と述べた。解体の決定は「建物が著しく損傷している」という専門家の助言に基づいている。火災による損傷は上層階で特に深刻で「時間とともにさらに悪化する」と言われている。アンジェラ・レイナー副首相は「建物の一部だけを残すことは公平さを欠き、生存者に深い苦痛を与える」として全面的な解体が行われるべきと主張した。
2017年6月14日に発生した火災は、4階のフラットにあった冷蔵庫の不具合が原因だったとされるが、可燃性外装材を伝って瞬く間にタワー全体に広がった。2024年9月に発表された調査は、この災害が政府と建設業界の数々の失策によるものであると結論付けた。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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