■南カリフォルニア大学の研究チームによると、受胎後から1歳までの最初の1000日間に糖分の摂取量が少ないほど、成人後に糖尿病や高血圧といった慢性疾患を発症するリスクが低くなる傾向があるという。「メトロ」紙(電子版)が伝えた。

今回の調査では、終戦後に砂糖の配給制限が撤廃された1953年の前後にあたる、1951~56年に生まれた人の健康状態を調べた。その結果、対象となった6万人のうち、砂糖の制限があった期間に生まれ育った人は、糖尿病の発症リスクが35%、高血圧の発症リスクが20%も低いことが判明した。受胎の瞬間から1歳までの間が、将来の健康を決定する重要な時期であり、とくに母親の子宮内で成長している期間の予防効果が最も顕著であったという。
第二次世界大戦中に導入された砂糖制限は、今日の健康的な食事のガイドラインとほぼ一致している。同規制が1953年9月に終了となった後、成人の1日の砂糖消費量は41グラムから翌年には2倍の約80グラムにまで急増した。NHSは現在、スナック菓子やチョコレート、ケーキ、ジュースや炭酸飲料などに含まれる糖分の摂取を1日30グラム以下にするよう勧告している。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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