■ソーシャルメディアを提供する企業はプラットフォーム上で子供たちの安全性の確保に失敗したとみなされる場合、罰則を受けることになると英国情報通信庁オフコム(Ofcom)が警告した。BBC(電子版)が報じた。
BBCの番組に出演したオフコムの最高責任者メラニー・ドーズ卿はフェイスブックやインスタグラム、ワッツアップなどのサービスは来年初頭に施行される「オンライン安全法」に従わない場合、罰金を科される可能性があると語った。ドーズ卿はオンライン上で人々の安全を確保する責任は親や子供ではなく、企業にあると強調した。
この法律では自傷行為を助長するコンテンツやポルノ、暴力的なコンテンツなどから子供たちを守ることがソーシャルメディア企業に求められる。ドーズ卿はグループチャットから他のユーザーに知られることなく退出できる機能の導入などが今後の変更点の一例だと述べた。オフコムは規則に違反した企業に対して世界収益の最大10%までの罰金を科す権限を持っている。また、英国での事業をブロックする権利も有する。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd)