奇妙な空き巣事件…洗濯物を干し、料理までやってくれていた!

■ある女性が帰宅したところ、留守中に何者かが家の中に侵入した形跡に気づいたが、それは普通の泥棒が残すはずの形跡とはかなり異なっていた。BBC(電子版)が報じた。

© Gwent Police

 

10月3日、ウェールズ南東部のモンマスシャーで発生した奇妙な空き巣事件に関する裁判がカーディフ刑事裁判所であった。事件があったのは今年7月16日。被害女性は仕事から帰宅した際、庭にあった物が動かされ、リサイクルのゴミ箱が空になったりしていることに気づいた。この時女性が感じた恐怖はまだ序の口に過ぎなかった。

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女性はテーブルの上に残されたメモに気が付いた。そこには「心配しないで、幸せに、たくさん食べて、気楽にね」と書かれていた。鳥のエサ箱が補充され、植木鉢が動かされていた。室内を見ると買ったばかりの靴が箱から出され、包装紙はリサイクルのゴミ箱に捨てられていた。さらに食料棚の食材を使って料理が作られ、買い物袋から出された食品は冷蔵庫にきちんと片付けられていた。キッチン用品がゴミ箱に捨てられ、新しいものが買い物袋から取り出されて並べられていた。

恐怖はまだまだ続く。電動歯ブラシのヘッドが交換され、空のワインボトルがラックに置かれ、床はモップで掃除されていた。ワイングラスと栓抜きの横に赤ワインのボトルが置かれ、リビングのテーブルにはお菓子の入ったボウルが置かれていたことが法廷で明らかになった。女性は「犯人が捕まるまでの2週間、今まで経験したことのないほどの恐怖と不安を感じました。私のことを知っている人物なのか、ストーカーなのか、一人暮らしだから狙われたのかと様々なことを考えました。自宅にいるのが恐ろしく、友人宅に身を寄せていました」と語った。

7月29日、同一犯によると思われる犯行があった。犯人は侵入したサマーハウスでシャワーを浴びて洗濯し、飲み食いしているところに住民が帰宅。駆け付けた警察によりダミアン・ヴォイニロヴィッツ被告(36)=写真=が逮捕された。被告の弁護人は「被告は犯行時にホームレスであり、個人的にいくつかの問題を抱えていた。既に被害者に謝罪し、犯行を悔いている」と語った。裁判では被告が過去に暴行、公共秩序違反、出頭拒否など4件の前科があることが明らかにされた。カーディフ刑事裁判所はヴォイニロヴィッツ被告に22ヵ月の禁固刑を言い渡した。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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