■世界有数のショッピング街「オックスフォード・ストリート」が大きく姿を変えるかもしれない。「デイリー・メール」紙がAIを駆使して作成した完成予想図を発表した。

ロンドンのサディク・カーン市長はオックスフォード・ストリートから全車両を排除するための工事を2年以内に開始したいと考えている。「デイリー・メール」紙は生成AIのチャットGPTに「歩行者専用化された場合のオックスフォード・ストリートのイメージを作成して」というシンプルな指示を出した。
業界は万引きやスリなどの犯罪が増加する懸念があるとして「より強力な安全対策」を求めている。さらに通行する車両がなくなることで、夜間に歩く人々や女性が犯罪に巻き込まれるリスクが高まる可能性が指摘されており、「十分な警察の配備」や公共交通機関のアクセス改善を求める声が上がっている。
カーン市長はまずオックスフォード・サーカスからマーブル・アーチまでの約0.7マイルの区間を歩行者専用とし、将来的にはトッテナム・コートロード方面への延長も視野に入れている。しかしこの再開発によって98番と390番を含む16のバス路線が廃止、または迂回を強いられる見通しで失うものも多い。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)