■BBCが行った調査で、700人以上の英国人が自殺関連のウェブサイトで一緒に自殺するパートナーを求め、投稿を繰り返していることが分かった。BBCが辿り着いたのは、会員限定でユーザーが自殺パートナーを探すことができるサイト。BBCはいくつかの心中事件を「パートナーズ・スレッド」と関連付けて調査した。

2019年12月、アンジェラ・スティーブンスさんの息子ブレットさん(28)は、ミッドランドの自宅からスコットランドへ旅行し「パートナーズ・スレッド」で知り合った女性と合流。2人はAirbnbを借り、共に命を絶った。母親のアンジェラさんは息子の死後、自殺促進サイト、特に「パートナーズ・スレッド」に関して何年も調査を続けている。アンジェラさんは「サイトのスレッドはユーザーに自殺を促し、自殺の方法についての指示を提供している。とても危険で悪質です」と話す。2023年3月のBBCの調査では、このサイトが推奨する化学物質を使用して、130人以上の英国人が自ら命を絶った可能性があることが分かった。
一方、ヘレンさんの姉リンダさんは2023年にパートナーを募集した。「私は54歳の女性でロンドン近郊に住んでいます。旅行可能な方。ホテル代も私が出します」と投稿。リンダさんは「パートナーズ・スレッド」を通じて男性と接触し、ロンドン東部ロムフォードのホテルで男性と会って有毒な化学物質を摂取し、2023年7月1日に共に命を絶った。ヘレンさんは「絶望的な境地にある魂を狙ったフォーラムです。パートナーズセクションは彼らを死から逃れられない道へと導くのです」と憤る。しかし、さらなる悲劇がヘレンさんを襲った。2023年9月、ヘレンさんのもう1人の姉サラさんもフォーラムを利用し、同じ有毒な化学物質を摂取して自殺した。
パートナーズ・スレッドのさらに憂慮すべき側面が明らかになった。捕食者がこのスレッドを利用し、特に自殺を考える女性を含む脆弱な人々をターゲットにしているという。2022年、グラスゴー裁判所は、クレイグ・マキナリー被告(31)がパートナーズ・スレッドにあった、若い女性が自殺パートナーを求める投稿に反応。投稿者の1人だった25歳の女性を自宅に誘い入れ『自殺の練習』をするよう説得。マキナリー被告は女性が意識を失うまで何度も『練習』を繰り返しやらせた。被告は自宅で逮捕された。
また、マキナリー被告は、ルーマニア人学生のロベルタ・バルボスさん(22)に「経験豊富だ。やり遂げるまでそばにいる」と約束。ロベルタさんはマキナリー被告と会った後、再度会うことを拒否し、2020年2月に単独で自殺した。ロベルタさんの母親は「ホラー映画のよう、別の世界の事のようだ。こんなウェブサイトが存在するなんて信じられない」と話した。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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