■毎年、世界の一流大学をランクづけしている調査で、英国のインペリアル・カレッジ・ロンドンがオックスフォード大、ケンブリッジ大を抜き去り、世界第2位に選ばれた。ロンドンの夕刊紙「イブニング・スタンダード」が伝えた。
世界の大学をランク付けする「QS世界の大学ランキング」の2025年版では、上位1500大学を発表。世界第1位となったのは米国の名門、マサチューセッツ工科大学。第2位に格付けされたのは、2024年版では6位だった英国のインペリアル・カレッジ・ロンドンで、3位のオックスフォード大、5位のケンブリッジ大をおさえ、英国のトップとなった。
9位にはユニバーシティ・カレッジ・ロンドンが入っており、上位10大学の4校を英国の大学が占める快挙となった。また、上位1500校に、米国の大学は197校がランクインし、国別でトップ。これに英国の90校が続いた。ちなみに、日本の大学で最も上位だったのは東大で32位。このほか、京大(50位)、東京工業大学(84位)、阪大(86位)がトップ100に入ったが、パリ五輪で世界3位の成績を残した日本も大学のレベルでは、あまり高評価を得ていないという結果になった。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)