■7月29日にイングランド北西部サウスポートのダンス教室で少女3人が刺殺された事件が発生。これをうけて8月1日以降、英国各地で不法移民排斥を訴える集団と、それに対抗する集団が対峙。反移民の集団が警官隊にレンガや瓶などを投げ、車両や建物に火をつけるなど各地で混乱が続いている。警察は極右団体「イングランド防衛同盟(EDL)」の支持者が一連の暴力行為の背後にいるとみている。英各メディアが報じた。

EDLは「English Defence League(イングランド防衛同盟)」の頭文字。イングランドの極右(far-right)、および反イスラム組織。2009年、トミー・ロビンソン氏=写真=によってロンドンで設立された。EDLはイングランド各地でデモを行い過去に極左団体との衝突事件も起きている。ムスリム(イスラム教徒)が英国人であることを否定し、イスラム教をヨーロッパを乗っ取ろうとする不寛容で原始的な脅威とみなしている。2011年の国勢調査によるとイングランドとウェールズだけでも約270万人がムスリムと自称しているという。
EDLの支持基盤は主に若い労働者階級の白人の英国人男性で、一部は既存の極右およびフットボール・フーリガンのサブカルチャーから来ていると言われる。組織は繰り返し反ファシズム団体と衝突を繰り返して来た。反イスラムではユダヤ教徒と連帯する傾向にある。また、ユダヤ人の中でもシオニスト系(イスラエル回帰)の組織から財政的支援を受けていると言われる。世論調査によると英国民の大部分はEDLに反対という。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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