■ 米国に核爆弾の開発を勧めたアインシュタイン=写真=の手紙が、オークションにかけられることになった。BBC(電子版)が報じた。

1939年、アインシュタインらがフランクリン・ルーズベルト米大統領に宛てて書いた手紙は、ナチス・ドイツが新型爆弾をつくる可能性を警告しており、米国も独自の原子爆弾開発に着手するよう提案。その3年後、米国はマンハッタン計画を開始し、日本に対する史上初の原子爆弾投下につながった。
この手紙は、2018年に65歳で死去したマイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏の遺品オークションの一部として出品される。ビル・ゲイツ氏はアレン氏と共同でマイクロソフト社を立ち上げたが、「彼なしではパーソナル・コンピューティングは存在しなかっただろう」と述べている。
アレン氏の個人コレクションは、9月にニューヨークのクリスティーズに出展される。
その中でもアインシュタインの手紙が目玉となる見込みで、推定価格は400万~600万ドル(約6億4000万~9億6000万円)。この手紙は、実際にはユダヤ系ハンガリー人の物理学者レオ・シラードが、他の科学者の協力を得て書いたもの。しかし、大統領の目に留まるよう著名なアインシュタインが署名したと言われる。
日付は1939年8月2日、第二次世界大戦が始まるわずか数週間前のこと。「極めて強力な新型爆弾がつくられる可能性があるが、それは非常に不確かである」と書かれている。アインシュタインは「ドイツが原子爆弾の製造に成功しないと知っていたら、私は何もしなかっただろう」と、後にこの書簡に署名したことを後悔したと伝えられている。
また、アレン氏が修復を手伝った1971年製のコンピューター「DEC PDP-10:KI-10」モデルもオークションにかけられる。さらに、1965年に米国人として初めて宇宙遊泳を行ったエド・ホワイト宇宙飛行士の宇宙服も出品される予定。フォーブス誌によると、アレン氏の死去時の純資産は200億ドル以上と言われている。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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