■ボリューム満点の「ラーメン二郎」。行列が絶えないことで有名だがこの度、変な形で英国人にもその存在が知られることとなった。「メトロ」紙(電子版)が伝えた。
5月28日(火)、新宿歌舞伎町にある「ラーメン二郎」で火災が発生。FNNが報じた映像からは炎が天井まで上がり、店内に白い煙が充満している様子が窺がえる。緊迫した状況にもかかわらず、店内にいた15人の客はカウンターに座ったままラーメンをすすり続けていた。ある目撃者は「炎と煙にもかかわらず、店は通常通り営業していました」と証言。長野県から食べに来たという自称ジロリアン(二郎ファン)の客は「とても楽しみにしていた。あと少しで自分の順番だったのに」と助かった喜びよりラーメンを食べ損なった悔しさを滲ませた。幸い、この火災による負傷者はゼロだった。
「ラーメン二郎」は、コシの強い麺、肉厚のチャーシュー、刻みニンニクとてんこ盛りモヤシで有名で、特に学生やサラリーマンの間で人気の店。麺の量が多いことでも知られ、ラーメン「小」には麺が約300グラムも入っている。これは平均的な麺の量と比べて100グラムもマシマシ。
信州大学の研究者によると首都圏の20代から40代の男性の約5人に1人がジロリアンだという。歌舞伎町でホストとして働く男性(26)は「俺たちの二郎があアアアアアアアァ‼」という書き込みと共に火災の様子をXに投降した。火事でも食べ続けるジロリアンって、普通にやべえな。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)