■バークシャーのある学校で導入された新校則が厳し過ぎ、親たちは「生徒を囚人のように扱っている」と訴えている。「メトロ」紙(電子版)が伝えた。バークシャーのブレイクンヘイル(Brakenhale)中学校ではカミラ・ダグラス新校長が今年2月に就任して以来、親たちから「軍事キャンプ」のようだと繰り返し苦情を受けている。その原因は、厳格な校則にあると言われている。新校長が就任した最初の週に30人の生徒が停学処分となり、40人が近隣の中学校に転校したという。
フランキー(14)とテディ(15)、2人の子を同校に通わせているキース・エリスさん(46)と妻のケリーさん(46)も子どもたちを転校させたいと考えている。ケリーさんは「教師が1、2、3、と数えたら、全てを中断して教師を見なければならないという規則があって、守らなければ1日中話すことを禁じられ、学校の敷地外に連れて行かれることもある」と話した。フランキーは「髪が短すぎる」という理由で隔離され、咳をした際には「ニセの咳だ」と断罪されたという。
15歳の子を通わせているニコール・アルダーさん(30)は「生徒たちは休み時間、廊下で話すことが禁じられているため最大3時間も何も話さずに過ごしている。まるで軍隊のようだ」と語った。保護者たちが立ち上げたフェイスブックには多くの苦情が寄せられている。ダグラス校長は「生徒に関する問題についてはメディアを通じてコメントせず、直接学校に連絡するように」と促している。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)