■コンピューターメーカーのデルが、リモートワーカーやハイブリッドワーカーはキャリアアップに関して不利になると発表したことで、リモートワーカーから不安の声が上がっている。「メトロ」紙(電子版)が報じた。

デル社のメモには「社内で新しい役職への応募を含むキャリアアップを望む場合、少なくともハイブリッド勤務に分類される必要がある。リモート勤務を続けたい場合は昇進が停滞することを覚悟しなければならない」と追記されているという。リモートワークに関する新しい方針を打ち出したのはデルだけではない。UPSは1月、8万5000人の管理職のうち1万2000人を削減すると発表。さらに解雇されなかった場合、3月以降は週5日のオフィスへの出勤が求められるとしている。
雇用データ提供企業が200万人のホワイトカラー労働者を分析した最新データによると、過去1年間でのリモートワーカーの昇進率はフルタイム、またはハイブリッド勤務のオフィスワーカーと比べて31%も低いことが分かった。これは昨年KPMGが最高経営責任者(CEO)を対象に実施した調査で、90%が「最良のプロジェクト、昇給、昇進はオフィスに来る社員を優先する」と回答したことを考えると驚くべき結果ではない。
これは近接性バイアス(proximity bias)と呼ばれるもので、対面で会う機会が多い、あるいは接触時間の長い人や自分と関係の近い人、以前からの顔見知りの人により好感を持ち、無意識に高く評価する一方、接触機会の少ない人を低く評価してしまう現象のことで、企業がフレックス勤務を撤回し始めて以降、湧き上がって来た問題だという。調査に回答した1300人のCEOのうち64%が、2026年までにほぼ全員がオフィス勤務に復帰すると考えているという。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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