■4月からナショナル・リビング・ウエイジ(National Living Wage)として知られる最低賃金が、史上初めて1ポンド以上引き上げられた。英各メディアが報じた。最低賃金が時給10.42ポンドから11.44ポンドに引き上げられ、21歳以上の被雇用者に適用される。また、若年労働者や実習生の賃金もインフレ率を上回る賃上げとなる。しかし、人件費の上昇は企業のコスト圧迫を意味する。

コーヒーハウスを経営するグラインドスミス社の代表ピーター・ギブソン氏は「最低賃金が上がれば、差額を維持するために他のスタッフの賃金も上げなければならない。今回の大幅な賃上げで、最低賃金はスーパーバイザーに払う賃金に追いついた。我々のような中小企業にとって、最低賃金の上昇は会社全体の賃上げに繋がる」と話す。同社では人件費上昇に対処するため、従業員の勤務時間短縮を検討している。
ケビン・ホリンレイク企業・市場・中小企業担当大臣も、賃金上昇が企業のコスト上昇を招くことを認め、BBCに「最低賃金の支払いでは、民間企業が最大の負担を負っていることを決して忘れてはならない」と語った。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
●新最低賃金上昇額の上昇率
- 【21歳以上】
- £11.44 +£1.02(9.8%UP)
- 【18~20歳】
- £8.60 +£1.11(14.8%UP)
- 【16~17歳】
- £6.40 + £1.12(21.20%UP)
- 【実習生(Apprentice Rate)】
- £6.40 +£1.12(21.20%UP)








































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