■認知症(dementia)が血液検査によって発症の15年も前に予測できる可能性が出て来た。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
研究者たちは後にアルツハイマー病や類似の病気と診断された人の血液中に11のタンパク質「バイオマーカー(※)」を発見。90%以上の精度でその病態を予見できるようになったと発表した。現在認知症患者が受けている、高価で時間がかかり身体に負担がかかる侵襲的な検査を簡単な血液検査に置き換えることができると説明されている。このタンパク質は認知症を遅らせる、あるいは回復させる新薬の開発にも役立つと期待されている。※バイオマーカー…ある疾病の存在や進行度をその濃度に反映し、血液中に測定されるタンパク質等の物質を指す用語。
ウォーリック大学のジャンフェン・フェン教授は「この血液検査はGPが患者をスクリーニング(無症状の者を対象に、疾患の疑いがある者を探す目的で行う検査)する際に非常に重要だ」と語った。将来的にこの研究で特定されたタンパク質と相互作用する薬が開発され、新たな治療法が見いだされる可能性がある。認知症は早期診断が重要とされる。レカネマブやドナネマブのような新薬は英国ではまだ承認されていないが、アルツハイマー病の進行を遅らせることができると言われている。しかしレカネマブのような新薬が承認されたとしても、アルツハイマー病の初期段階に投与しなければ効果はみこめない。この血液検査は認知症の診断に革命をもたらし、より早期の予防治療につながることで患者がより長く、より質の高い生活を送れるようになると期待されている。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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