忍び寄る米国式チップ…サービスなしでもサービス料!?

■全国のパブやバー、レストランで導入されているサービス料に、英国人がようやく怒りの声を上げ始めた。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。

ロンドンの一部飲食店では平均12.5パーセントだったサービス料が15パーセントにまで跳ね上がり、米国の平均チップ率20パーセントに追いつこうとしている。チェシャー在住のジェフさんはロンドン中心部にあるレストランのバーで12.5パーセントのサービス料を請求された。「妻はカクテル4杯とビール1杯を買うためにバーに10分ほど並んだ。ところが12.5パーセントのサービス料を請求された。10分も待たされた上に飲み物を出すだけで12.5%のサービス料って、図々しくないか。何も見ないで機械にカードをタップする時代。みんないくら請求されたのか見ていないんだと思う」とジェフさんは憤る。

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マンチェスター在住の男性は誕生日に仲間とステーキハウスに行った。「会計は455ポンドだったが10パーセントのサービス料45.50ポンドが上乗せされた。これはオプション(任意)か?と聞くと強制だと言われた。理由を尋ねると4人以上のテーブルだったからと言われた。意味わからん」と憤る。

ヴィキさんは某パブチェーンで清算の際、チップを上乗せして 『切り上げる 』ように言われたという。会計は80ポンド。ヴィキさんたちは料理が美味しかったので12.5%のサービス料には同意(計90ポンド)。ところが店のスタッフは「100ポンドに切り上げましょうか?」と聞いて来たという。私は「すでにサービス料が入っているじゃない」と言ったが支払った人が気前よく100ポンドを支払っちゃった。25パーセントのチップよ。信じられない」と怒りをぶちまけた。

最近、英国人はSNSで米国式チップの台頭に対する嫌悪感をシェアし始めた。「いつからロンドンのパブやレストランではサービス料が当たり前になったんだ?」「なんで米国のような雰囲気にしようとするの?」といった声が飛び交っている。サービス料を払わされた上、カード清算の際、さらに「gratuityを払いますか?」と聞いてくる店もある。コロナで大変だったのは分かるけど、図に乗り過ぎると大切な客を失うことになる。ちなみに訳者は以前、セルフ式ガソリンスタンドでカードでの支払いの際、「gratuity(チップ」を足しますか?」と表示が出て、頭の中が「???」になったことがある。セルフ式でチップって、もらうなら私でしょ。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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