■やめたほうが良いと分かっていてもやめられないのが飲酒。1ヵ月間丸々お酒を抜いた時、人の身体に一体何が起こるのか。デイリー・メール紙がチャリティ団体「ドリンクアウェア(Drinkaware)」のカレン・タイレル代表に聞いた。3週目以降には次のような変化がみられるという。

【3週目】
断酒すれば体重が減るのは当然だ。たった数週間酒を抜いただけでウエストのくびれにまで効果が現れる。アルコールのカロリーは1グラムあたり約7キロカロリー。これは純粋に脂肪のカロリーに相当する。
NHSによれば、ビール1パイントは200キロカロリー以上、グラスワイン175ミリリットルは150キロカロリー以上。これはそれぞれシュガーシロップまみれのドーナツ1個分、チョコレート菓子なら2個分に相当する。タイレル氏は「定期的にアルコールを飲んでいる太り過ぎの人は、アルコールをやめれば目に見えて体重が減るはず。典型的なラガー1パイントのカロリーはピザ1切れと同じ。大きなグラスワインはアイスクリームサンデーと同じ」と指摘する。
ワインやビールなどのアルコール飲料には糖分やデンプンといった追加カロリーも含まれている。しかしこれら余分なカロリーは 『エンプティ・カロリー 』とみなされる。つまりこれらのカロリーから栄養素を摂取することができないため太りやすくなる。
【4週目以降】
アルコールは腸がん、乳がん、肝臓がん、口腔がんなど7種類のがんと関連があるとされている。「ドリンクアウェア」によれば、断酒はがんや肝臓病のリスクを減らすという。1ヵ月断酒するだけで肝臓は自己修復を始め、細胞を再生する機会を得るとされている。タイレル氏は「肝臓はダメージを受けても回復する力のある臓器だが、肝臓がんや肝硬変を発症するリスクは飲む量が増えるほど高くなる」と説明。お酒を断つか、定期的に休肝日を設けることで肝臓を修復するチャンスが得られるという。
肝臓は通常、血液中の毒素をろ過し糖分やコレステロールを調整して感染症や病気と闘うのを助ける。断酒をすることでアルコールを濾過する必要がなくなり、肝臓は本来の機能に専念できるようになると専門家は話す。
NHSによれば肝臓はアルコールを濾過するたびに肝細胞の一部が死滅するという。アルコールを飲めば飲むほど肝臓が新しい細胞を再生するのは困難となる。飲酒による肝臓へのダメージの中には、肝硬変のように臓器が瘢痕(はんこん)化する不可逆的なものもある。しかし断酒することでさらなる損傷や病気を防ぐことができる、とNHSは話している。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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