親パレスチナ抗議デモ…一緒に歩いてみた

■イスラエルのガザ攻撃に反対する親パレスチナの抗議デモが14日に続き、21日(土)もロンドンやバーミンガム等の都市で行われた。ロンドンのデモでは10万人以上が集まり、連帯を呼びかけた。

煙に霞むエロスの像(ピカデリーサーカス)。

21日土曜日、ロンドンでの抗議デモはマーブルアーチを正午過ぎに出発。パークレーン、ハイドパークコーナー、ピカデリーサーカスを経由して首相官邸があるダウニング街まで行進した。ロンドン警視庁は最大で10万人がデモに参加したと発表した。「パレスチナに自由を」「大量殺戮を止めよ」といったプラカードや横断幕が掲げられ、各地でシュプレヒコールが上がった。

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本紙記者はピカデリーサーカスから取材開始。エロスの像付近では絶えずピンクや緑の発煙筒が焚かれ、周囲は煙と共に火薬の臭いが立ち込めた。見物人を掻き分けて沿道を追うのは効率が悪いこともあり中立の立場を守りつつ、途中からデモ隊の中に入って共にダウニング街まで行進した。トラファルガー広場を通過する際にはナショナル・ギャラリーの背後にきれいな虹がかかり、参加者から大きな歓声が上がった。

ナショナル・ギャラリー後方に現れた虹。

ホワイトホールを首相官邸に向かって歩く際は先が詰まったため大変な混雑となり身動きが取れなくなった。これほどの混雑は明治神宮の初詣以来だ。クライマックスは首相官邸前に設置されたステージでのスピーチ。タイミング悪く土砂降りになったが先週に続いて元労働党党首のジェレミー・コービン氏が壇上に上がり、メモに頼らず力強い言葉で連帯を呼びかけ、イスラエル側に立つと宣言した与党保守党を非難した。デモは午後3時半頃に解散となった。

信号機に登ってパレスチナの旗を振る抗議者。

その後、一部の人々はトラファルガー広場やピカデリーサーカスに向かった。平和裏に終わったかに見えたこの日の抗議デモだったが、警視庁は花火の使用や公共の秩序を乱す行為等で10人を逮捕したと発表した。警視庁は英政府がテロ組織と認定している「ハマス」の支援を表明した場合は逮捕の対象とすると警告していた。デモ隊の中には「ジハード(聖戦)」を呼びかける者もいた。次のデモ行進は今週の土曜日(28日)が予定されている。(本紙編集部T)By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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