■不動産会社「ハンプトンズ」が、カントリーワイド・グループが管理している9万戸の既存と新規の賃貸物件の賃貸料を調べたことろ、ここ1年で12%も上昇。2014年に調査を開始して以来、最高値となったことが分かった。BBC(電子版)が伝えた。

賃貸料の高騰は、家主が抱える住宅ローンの金利や生活費高騰などのほかに、賃貸物件数の激減が大きな原因。多くの地域で賃貸物件が減少しているため、少ない物件を巡り入居希望者の間で激しい競争が繰り広げられており、こうした需要と供給の不一致が家賃の上昇につながっている。
英国の賃貸物件における平均家賃は、昨年は1ヵ月1200ポンド超だったが、今年8月には1300ポンドを超え、現在は月額1304ポンドとなっている。月を追うごとに、賃貸市場の記録が更新され続けている状態という。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)