■ 紙製ストローは、プラスチック製のものより環境に優しくなく、深刻な健康問題を引き起こす可能性があると研究者が主張し始めた。「メトロ」紙(電子版)が報じた。
ヨーロッパでの研究によれば、紙製ストローには分解に何千年もかかる「永遠の化学物質(forever chemicals)」が含まれているものが多く、ガンや甲状腺、肝臓の病気との関連が指摘されている。
研究者は39種類のストローを調査。90%のストローにペルフルオロアルキル物質(PAFS)として知られる化学物質が含まれていることを発見した。PAFSは検査したストローの大半に含まれており、紙製と竹製のものに最も多く見られた。ステンレス製のストローからは検出されなかったという。この調査結果は「食品添加物と汚染物質」誌に掲載された。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)