こっそり値上げ第2弾! スキンプフレーションって、なに?

■原材料費の高騰で各食品メーカーは値上げを余儀なくされている。値上げには、直接小売値を上げる以外、商品の量をそっと減らすシュリンクフレーション(shrinkflation)が広く知られているが、最近は新たな方法が採用されているようで、それに気づいた消費者が声を挙げ始めた。「ガーディアン」紙(電子版)が報じた。

セインズベリーズの「オリーブスプレッド」

最近、価格はそのままに、レシピをそっと変えたり食材のグレードを下げたりといったスキンプフレーション(skimpflation)が話題となっている。スキンプ(skimp)とは「ケチる」こと。原材料の高騰に伴い、メーカーやブランドがこっそり内容物を微調整しているものがあるが、賢い消費者はそのトリックに気づき始めているという。

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例えば大手スーパー、セインズベリーズのオリーブスプレッドはかつてオリーブオイルが21%使われていたが現在はわずか10%と半分以下に。消費者からは「美味しくなくなった」という厳しい声が上がっている。アルディの「ブラムウェルズ・リール・マヨネーズ」。依然は卵黄が9%入っていたが、現在は6%に。テスコは特大サイズの「ラグジャリー・ソフト・エクストラ・ティシュー」をそっと薄く、かつ小さくした。これに気づいた購入者は「特大でもない。高級感もない。柔らかくもなく優しくもない。もう買わない」と厳しいご意見。

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パスタソース愛好家にとっては悪いニュース。サクラ(Sacla)の炭火焼茄子ペーストが内容変更された。価格は2・90ポンドから3・35ポンドに跳ね上がった。茄子の割合は36%から34%に減らされバジルも以前より減った分、ローストガーリックが5グラム追加された。同社は「味を濃厚にし、より面白い味にした」と話すが消費者は「ニンニクの味しかしない。不愉快」とメーカーが言う面白味は全然伝わっていない様子。

アルディの「ペスト・ロッソ」もサンドライドトマトが3%、エクストラバージンオリーブオイルが6%削減されている。モリソンズでは「ワカモレ」のアボカドを80%から77%に引き下げ。またタマネギの量も以前は5グラムと表示されていたが現在は不定量となっている。消費者は「味が変わった。とても酸っぱい。ゴミ箱行き」「ソースの味がレモン汁だけになった」など手厳しい。

一方、M&Sは手焼きポテトチップスに手を加えソルト&ビネガーフレーバーはバルサミコ酢をシェリー酢に変更。また「熟成チェダーとレッドオニオン」フレーバーは「熟成チェダーとスプリングオニオン」にブランド名ごと変更した。メーカーさんの苦労も分かるけど、こっそりやられるのはあんまり気分いいものじゃないね。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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