
■ロンドン中心部、地下鉄コヴェント・ガーデン駅では、かつて友人に殺された俳優の霊が頻繁に出没したという。「デイリー・メール」紙(電子版)が伝えた。
幽霊の正体は1897年に友人に刺殺された人気俳優、ウィリアム・テリス氏(William Terriss)だと言われている。テリス氏は演目『シークレット・サービス』夜の部の準備のため、ストランドにあるアデルフィ劇場に入ろうとしたところを、解雇を逆恨みした元友人リチャード・アーチャー・プリンスに刺され、20分後に死亡した。50歳だった。
恋人の腕の中で息を引き取ったテリス氏。最後の言葉は「必ず戻って来る(I will be back.)」だった。その後、テリス氏の楽屋から何かを叩く音や靴音が聞こえるようになり、奇妙な光を見た者もいたという。
テリス氏の幽霊がコヴェント・ガーデン駅に出るようになったのは、同氏が駅構内にあったパン屋によく出入りしていたからではないかと言われている。駅職員だったジャック・ヘイデン氏は1955年11月、最終電車が出た後の誰もいないコヴェント・ガーデン駅のホームでグレーのスーツを着て白い手袋をはめた背の高い男性が杖をついて立っているのを見たと報告。「今日の営業は終わりましたよ」と声を掛けると男性はスッと消えたという。
その4日後にも同じ男性を見かけたが、やはり闇の中に消えていったとされている。数日後、ヘイデン氏はビクター・ロッカーという若い職員が背の高い男の幽霊を見たと証言。別の職員がテリス氏の写真を2人に見せたところ「まさにこの男だ」と叫んだという。ロッカー氏はその後、異動願いを出し聞き入れられた。
テリス氏の幽霊は事件があったアデルフィ劇場でも職員や観客によっても何度も目撃されているという。夏と言えば怪談ってのは洋の東西を問わないようで。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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