
■スコットランド出身のジャーナリスト、アンドリュー・ニール氏が、先週広島で交わされた日英間の「広島アコード(合意)」に絡め、ブレグジット後の英国の立場を英「デイリー・メール」紙に寄稿した。大変興味深い内容なので一部抜粋してご紹介する〈その1からの続き〉。
スナク首相が広島で交わした取引は英国内でも十分に報道された。しかし日英関係の真の深さと広さはまだほとんど理解されていない。広島アコードは1月に合意された軍事協定に続くもので、危機的状況下で双方向の軍事協力を迅速に展開することを可能にするものだ。つまり我々どちらかが敵対する国から脅威を受け、援助を必要とする場合、無数の許可や条件を経ることなく互いの国土に友軍を展開することができる。それが真の友情というものだ。(中略)
1945年に降伏して以来、一度も戦場で発砲していない日本が今、軍事費を倍増させている。憲法の平和主義的な制約が緩和され、軍事費は今後5年間で3300億ドル(2650億ポンド)の大幅増となり(防衛費はGDP1%から2%へ)、自衛隊には自衛より大きな自由度が与えられる。
英国と日本には多くの共通点がある。どちらも独立した島国であり、議会制民主主義国家だ。どちらも全体主義者が自分たちに有利な世界を作ろうとする目論みを阻止することに関心を持っている。日本はウクライナを断固として支援してきた。ロシアの成功は中国の台湾侵略を後押しすると理解しているためだ。英日はいずれも立憲君主制の国であり、友好的で近代的な結びつきを保っている。天皇陛下は1980年代にオックスフォード大学に留学したが、その時のことを回顧録に書くほど懐かしんでおられる。チャールズ皇太子(当時)とバルモラルでサーモンフィッシングを楽しまれたり、王室のバーベキューにも参加されている。最近になって国立公文書館から公開された手紙には、天皇陛下が英国での時間をどれほど大切にしておられたかが示されている。チャールズ国王が東京に、天皇陛下がロンドンに、国賓として招かれるのはそう遠いことではない。
個人的な関係やソフトパワーは同盟関係を築く上で極めて重要だ。英日友好の新時代はこのソフトパワーによって育まれる。英国が米国やオーストラリアと結んだ新しい潜水艦と技術の「オーカス」協定と並び、世界が太平洋に軸足を移す時、我が国は極めて重要な役割を果たすことになる。21世紀は結局のところ、英国にとってさほど寂しいものではなさそうだ。〈了〉By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)








セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』