
■人気のエナジードリンク「プライムエナジー」を飲んだ児童が体調不良に陥ったことを受け、児童が通う小学校が保護者に警告を発していたことが分かった。「メトロ」紙(電子版)が報じた。
南ウェールズ、ニューポートのミルトン小学校は、「児童の1人が『プライムエナジー』を飲んだ後に心臓発作を発症し、病院に搬送されたが、胃の洗浄を受けた結果、無事回復した」という内容のテキストメッセージを保護者宛てに送信。情報を共有し、注意するよう要請したという。
英国の法律では150ミリグラム以上のカフェインを含む飲料は子供には適さないとの警告を商品のどこかに表示する義務がある。「プライムエナジー」の缶にも子供向けの商品ではないとの警告文が添えられている。
また、英国のほとんどのスーパーマーケットは16歳未満の子どもがエナジードリンクを買えないようにする独自ルールを設定。オンライン薬局ドクター・フォックスのデボラ・リー博士は「子どもたちはエネルギーが十分あるのだから、エナジードリンクは必要ない」と話している。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)