
■教育監査局(Ofsted)による評価が格下げされることを知った小学校の校長が、自ら命を絶つ痛ましい出来事があった。「デイリー・メール」紙(電子版)が伝えた。
2010年からレディングのカヴァシャム小学校の校長を務めていたルース・ペリーさん(53)は今年1月、オフステッドの格付けが「優秀(Outstanding)」から「不十分(Inadequate)」に格下げされることを知らされ、この1月に自ら命を絶った。昨年11月15日と16日に行われた査察のあと打ちのめされたペリーさんは、妹のジュリアさんに「人生最悪の日」と語ったという。
査察官が上級職員らにビデオゲーム「フォートナイト」で人気の「フロッシング」というダンスを踊る男子生徒を見かけたといい、これは校内で子どもたちが性的虐待を受けている証拠だとペリーさんは告げられたという。また、査察官は子ども同士の虐待を見たとする疑惑を提示。ペリーさんは遊びの延長の揉み合いだと主張していたという。査察官は2日間におよぶ調査の初日にはすでに格下げを決定していた。
ペリーさんはオフステッドの報告書が公表される2ヵ月前の今年1月8日に自殺。家族や友人、同僚や学校のコミュニティに悲しみが広がっているという。
今回の査察はオフステッドによる詳細な調査から「優秀校」を除外するとしたルールが廃止された後、13年ぶりに実施されたものだった。
ペリーさんの死を受け、全国校長協会(NAHT)は20日、オフステッドの査察を一時停止するように求めている。妹のジュリアさんも学校に対してオフステッドの査察をボイコットするよう呼びかけている。NAHTの代表は「献身的な職業をこのように扱うことは正しいことではない。何らかの行動を起こすべき時だと思う」と話した。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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