
■2月9日(木)、ヘンドンにあるRAF博物館に行ってきました。RAFとはRoyal Air Forceの頭文字で「英王立空軍」のこと。昨年末に行った際、普段はミッドランドの別館に展示されている第二次世界大戦時の激レアな日本の軍用機3機がヘンドンの博物館に運び込まれていることを知りました。その時はまだ組み立ての最中で機体はバラバラでした。その作業が終了したとのことで、再訪した次第です。
展示されているのは「川崎キ100(五式戦闘機)」の他、「三菱キ46(一〇〇式司令部偵察機)」、そして「桜花」の3機。

「五式戦」は終戦間近、B-29の迎撃等に投入されました。本来は液冷式エンジンを積む予定でしたが開発が間に合わず、急きょ別の機体用に開発された空冷式エンジンを無理やり搭載したため、機種部分がずんぐりした印象になりました。テスト飛行してみると結果は上々で、すぐに実戦投入されましたが、目に見えた実績を上げる前に終戦となりました。
「一〇〇式司偵」は高々度での飛行性能に優れスピードもずば抜けて早かったためナチスドイツがライセンス獲得の打診をしたほどの名機。その美しいスタイルから「第二次世界大戦で活躍した軍用機の中で最も美しい機体の一つ」と評されています。「五式戦」「一〇〇式司偵」、どちらも世界に現存する唯一のものです。

「桜花」は言わずと知れたロケット式の特攻機。自爆前提の攻撃機は米軍に衝撃を与え「BAKA-BOMB」と呼ばれました。BAKAとは無論、馬鹿のことです。鈍足で炎上しやすい一式陸攻機の下に吊り下げられて戦場に向かい、多くが母機ごと撃墜されました。
この3機、しばらくはヘンドンの博物館にいると思われますが、また本来の展示場所であるミッドランド分館に帰っていく可能性が高いので、この機会をぜひお見逃しなく。
展示されているのはハンガーH3、4、5。入場は無料ですが、オンラインで事前に訪問時間を予約することをお勧めします。駐車場代は3時間まで5ポンド。カフェ「ヘンドン・キッチン」が新しくなってとっても美味しくなりました。こちらもぜひお試しください。(ジャーニー編集部T)
Grahame Park Way, London NW9 5LL
最寄り地下鉄駅:Northern Line(Edgware Branch )Colindale駅(下車後、徒歩の場合は所要約20分)
https://www.rafmuseum.org.uk/london/
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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