
■泣いている赤ちゃんを抱きかかえて5分ほど歩き回るだけで赤ちゃんが再び眠りにつきやすいことが分かった。日本発の発表を「メトロ」紙(電子版)が報じた。
たった数分間、ペーシング(pacing=速度を整えるの意)することで心拍数が遅くなるなどの生理学的変化が引き起こされるといい、泣き出した赤ちゃんをただ抱いているよりも、ゆっくり歩くことでより効果的に赤ちゃんを眠りに戻すことができるという。
生物学者で研究チームリーダーの黒田久美博士はストレスを抱えたマウスの子と人間の赤ちゃんの「輸送反応(transport response)」に着目。どちらも持ち運ぶと落ち着きを取り戻すことを発見した。博士は「多くの親が夜泣きする子どもに苦しんでいます。新米の両親にとっては一大事で、それによって育児ストレスを抱えてしまう親もいるほどで、場合によっては虐待に繋がるケースも散見されます」と話す。
21人の乳児を対象とした検証では母親が乳児を運ぶ、ベビーカーに入れる、座って抱っこするなど様々な行動をとった際の赤ちゃんの心拍数を計測して比較した。赤ちゃんの電気的活動を測定するために脳波を図るスカルキャップという帽子を着用してもらった。その結果、抱っこして歩き回ると泣いている乳児は、より早く落ち着きを見せ、心拍数も30秒以内に減少し始めたという。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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