
■かつてケチと思われるのを恐れて避けられていた食べ残しのお持ち帰り。しかし生活費高騰のあおりを受けて復活。高級レストランでも食べ残しの持ち帰り希望者が増えているという。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
長らく、品のないアメリカ文化として敬遠されていたが、最近は食べ残した食事を持って帰るいわゆるドギーバッグ(doggy bags:日本でいうタッパーウエア)を希望する客が増えているという。「ピザエクスプレス」「フランコマンカ」「リアルグリーク」「ワガママ」などの大手チェーン店ではむしろドギーバッグの使用を奨励。また、バークシャー、ブレイにある三つ星レストラン「ファットダック」を含む高級レストランでも喜んでドギーバッグを提供していると報じられている。
市場調査会社デルタポールが英国人2000人を対象に行った調査で全体の半数以上が最近ドギーバッグを利用したことがあると回答したことも判明。現在、ほとんどのレストランが、リクエストがあればドギーバッグを提供しているという。スペインでは客がドギーバッグを求めた場合、これを提供しなければならないことが間もなく法制化される。フランスでは2021年に施行済み。
家庭ごみを減らすためのアプリ「Olio(オリオ)」を共同開発したテッサ・クラークさんは「残り物は翌日になるとフレイバーが混ざり合ってさらに美味しくなる。特にカレーは翌日、その翌日には2倍くらい美味しくなる」と話す。
レストランでの消費額は昨年と比べて2割ほどアップ。財布の紐を引き締め、次の日のランチは前日の食べ残しで十分と考えてサンドイッチ代を節約している家庭も少なくない。何より、食べ物に感謝し、食べ物を粗末にすべきではないという観点からも、ドギーバッグを頼むことは本当にお財布に優しいとして奨励されている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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