
■地下鉄運転士が誤ってホームと反対側のドアを開けたことで降格されたものの、運転士に復帰できないのは人種差別だとして提訴。しかし、裁判所はこれを却下したことを、「イブニング・スタンダード」紙(電子版)が伝えた。
運転士はI・オデワーレ氏としか公表されていないが、2017年に駅のホームで、ホームと反対側のドアを開けた事故の責任を追及され、その後カスタマーサービスのアシスタントへと降格された。
オデワーレ氏は2021年に地下鉄運転士への復帰を望み、その申請をしたが却下された。オデワーレ氏はこれを不服として会社側を提訴した。オデワーレ氏は過去に3人の白人運転士が同様のアクシデントを起こした際、いずれも再申請することなく1年以内に運転士に復帰している例を挙げ、不当な人種差別だと主張した。
1件目は2017年3月9日に起きた事故。ドアの開閉時間が短すぎたため高齢の乗客がホームに転落して動けなくなったが、運転士は構わずに電車を発車させたというもの。2件目は運転士がドアを閉めずに駅を出発したケース。3件目は2019年、危険を知らせる信号を無視したケース。この3件目では、さらにその報告をせずに隠ぺいしようとしたことから運転士としての業務を外されたが翌年復帰したとされている。
会社側は、これらの裁量の担当者が当時、パンデミックの影響で多数の運転士が一時帰休となり、運転士のやり繰りで大変なプレッシャーの中にいたため、当該者たちの運転士への復帰を早期に認めたと説明、人種差別とは無縁であると主張。裁判所は、他のケースとは状況が違うため単純に比較できないとしてオデワーレ氏の訴えを却下した。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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