
プラスチック製フォークやナイフといったカトラリーや皿、ポリスチレン製の容器など、使い捨てプラスチック製品について、政府はイングランドで今年10月から禁止することを発表した。BBCが報じた。
スコットランドやウェールズでも同様の動きがあることが伝えられている。テレーズ・コフィー環境・食料・農村地域担当大臣は「環境を保護し、次世代のためにも良いこと」と決定を支持している。しかし、環境保護団体は決定を歓迎しつつも、より広範囲にわたるプラスチック削減案を求めている。
政府発表の統計によると英国では毎年11億枚の使い捨て(single-use)皿と40億個以上のプラスチック製カトラリーが使用されている。イングランドでは1人当たり年平均18枚の使い捨て皿と37種のプラスチック製カトラリーが使用されているが、そのうちリサイクルされているのはわずか1割だという。
使い捨ての食器類は食品衛生の面から言えば有益だが、ゴミとしては最終的に土壌や水を汚染する可能性がある。レジ袋、ストローの次はフォークにナイフに容器―。この流れについて、懸念する声も聞かれている。
テイクアウェー業界団体ブリティッシュ・テイクアウェー・キャンペーンは「政府決定を実施するには手厚い支援が必要だ」と話した。同団体の副委員長で自らも北部ランカシャーでフィッシュ&チップス店を経営するアンドリュー・クルック氏は「プラスチック容器やカトラリーを別の素材の代替品に切り替えるにはコストがかかる。小規模事業者のほとんどはぎりぎりのところでやっている。切り替えにかかる費用はメニュー価格に転嫁するより仕方ないだろう」と話す。
テイクアウェー業界では既に脱プラスチック容器や包装が主流となりつつあるが、1つあたり12ペンス(約19円)高くつくという。一方ロンドンでケバブ店を経営する男性は「自分自身もプラスチックは好きじゃないし他に良い選択肢があるのなら使わない。しかしケバブは一体何に入れたらいいんだい?」とBBCに逆に質問した。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)
















セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』