
■かつて貴族や富裕層だけが入手できた肉やアルコールの過剰摂取が原因とされることから、「王様の病気(The disease of kings)」とも呼ばれる「痛風」を患う人が、英国で急増しているという。英メディアが報じた。
突然足の親指などの関節が腫れて激痛におそわれる痛風(gout)は、長い間、上流階級の人々を悩ませてきた。古代エジプトのファラオたちも苦しめられていた記録があるという。ふくよかだったヘンリー8世やジョージ4世、そしてアン女王も患っていたとされる(肖像画は痛風に苦しんだと言われる、国王ジョージ4世のもの)。
英国では痛風患者がここ数年で急増しており、2021年から22年にかけて23万4000人がこの病気で入院したと報告されている。
専門家によると、ロックダウン中、家の中で座って過ごす時間が増え、さらに在宅勤務中にスナックやジャンクフードをより多く消費するなど暴飲暴食する機会が増える一方で、運動が極端に不足する状況が重なったことが主な原因だとしている。
痛風の原因となる高尿酸血症には、食生活が大きく関わっている。尿酸は「プリン体」が分解されてつくられる。プリン体は高カロリー食、レバーやエビなどの動物性食品、ビールなどのアルコール飲料に多く含まれている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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