
■ジェームズ・キャメロン監督の最新作「アバター2(Avatar: The Way of Water)」を観ました。以下、個人的な感想です。一部ネタバレが含まれるので近々観に行く予定の方はぜひ読み飛ばすよう強くお勧めします。(本誌編集部 T)
前作やタイタニック同様、3時間の大作。大ヒット作の続編を成功させるのは並大抵のことではないが、「エイリアン」や「ターミネーター」でも「2」を成功させたキャメロン監督のこと。きっと何かやってくれているはずと期待して映画館に向かった。前作同様、映像は美しかったがCG技術の進歩に感嘆するも以前のような驚きはない。
前作が字幕なしでも楽しめたのと比べ、今作は物語も登場人物も複雑な上、こじつけだらけで無理やり感が拭えず、筆者のヒアリング能力では全ストーリーの把握は不可。極めつけは捕鯨をはじめとする環境問題の押しつけ。悪役捕鯨船には日本を思わせる「日浦」という漢字入り赤白のロゴ。深読みすれば「日浦」の日は日本。浦は湾や入り江のこと。入り江限定で言えば英語で「cove」。10年ほど前話題になった、和歌山県太地町のイルカ漁を題材にした映画のタイトルは「The Cove」。なんとも刺激的なロゴだ。おまけに小型潜水艇の操舵手だけなぜか東洋人。
なぜ18ポンドも払って反捕鯨プロパガンダ映画を観ているのか自分を呪った。行き過ぎた人型ロボットやIT社会、環境破壊など、同監督の作品には尊大になり過ぎた人類に向けての壮大かつ普遍的なメッセージが感じられたが、今作は一部の欧米人特有の偏狭な上から目線が、特定の相手や国に注がれているようで不快感を禁じ得ない。 30年近く敬愛し続けて来たキャメロン監督だったけど、本作をもってファン終了。そう誓って出た映画館。外は大粒の冷たい雨だった。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)
















セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』