
■エリザベス女王が亡くなって約2週間。19日には世界各国の要人を迎え、壮麗な国葬が行われ、その夜、同女王はウィンザー城セント・ジョージ礼拝堂内のジョージ6世メモリアル・チャペルに埋葬された。これで一区切りがついたわけだが、それぞれ、思い思いの方法で同女王を追悼したことだろう。編集部スタッフの一部はウェストミンスター・ホールへの弔問を選んだ。
スコットランドから空路運ばれ、ウェストミンスター宮殿(国会議事堂と呼ばれることのほうが一般的)内にあるホールに安置されたエリザベス女王の棺に別れを告げようと願う市民の数は膨大で、一時は24時間待ちという報道すらあった。少しは待ち時間が少ないのでは、と思ったが「みんな考えることは同じだったね」と笑って報道陣に話したデヴィッド・ベッカム氏は午前2時から13時間弱並んだと伝えられた。
12時間は覚悟する必要があると思われたので、列に加わるのは金曜日の終業後と決めた。ところが、金曜日の朝、政府の公式サイトで、列が長すぎるので新規の受け付けは休止という無情なメッセージが掲載されているのを発見。このメッセージは午後も変わることがなかったが、とにかくダメもとで行ってみよう、と列の最後尾があるとされているサザーク・パークに向かった。以下、13時間近くに及んだ旅の模様をご報告したい。
【サザーク・パーク】
18時30分
公園内には筆者たちと同じ考えの人が大勢集まっていた。ジグザグの列に加わって歩行開始。警備の人たちはいるが、とがめられる様子はない。2時間近く、この公園内で歩いた(歩かされた)。
【タワー・ブリッジ】
21時30分
既に弔問を終えた知人から、タワー・ブリッジ近くで「リストバンド」=写真=を渡されると聞いていた通り、配布スタート。整理券のかわりと言えば分かりやすいだろうか。列は一般道を進み、横入りしたり、逆に列を離れてトイレやカフェなどに行ったりすることも可能。しかし、後述するが、ウェストミンスター・ブリッジから、テムズ河沿いのアルバート・エンバンクメント・パスに降りてからの最後の2~3時間は、このリストバンドがないと歩かせてもらえない仕組み。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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