
■ 英国の医師が、「1日コップ8杯の水」「5秒ルール」といった多くの人が健康に良いと信じ続ける健康神話を「不正確」「ウソ」と切り捨てた。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
サラ・カヤット医師は、8月29日放送の「This Morning」に出演。「耳掃除は不要」「5秒ルールは無意味」など、英国で古くから信じられている健康神話を真実とフィクションに分類した。
① 耳の掃除は不要
耳には自浄機能がある。耳の中に細やかな毛が生えており、脈動と共に垢を押し出す役割を果たしている。そのため、無理に何かを押し込んで掃除する必要はない。また、耳垢は外部から不要な物質が侵入を防ぐ働きがあるので、全てを取り除くべきではない。
② 子どもの発熱は抑え込むべきではない
発熱は私たちの身体が感染と戦っている反応。それを無理に下げるのは、身体が迅速に戦おうとする能力を弱める。子どもが苦しんだり体調を崩したりしている時は気分が良くなるように努めるべき。数字で判断するのではなく、子どもの様子をしっかり観察する。
③ イボは治療不要
イボはウイルスによってできる。人間の身体は自分でウイルスを取り除くことができる。人によっては数ヵ月かかるかもしれない。イボがストレスの原因になっているのであれば治療を勧めるが、ほとんどの場合は自然に消滅する。
④ 1日8杯の水は無意味
水分補給を続けることは重要だが、数字の「8」は全く意味がない。1日グラスに8杯の水を飲むことに、何ら科学的根拠が見つからない。必要な水分の量は、気温などの環境次第。
⑤ 抗生物質飲んだからお酒はダメ、は不正確
一般的な抗生物質のほとんどはアルコールと相互作用しない。「お酒を飲むと抗生物質の効果が薄れる」とよく聞くが、必ずしもそうではない。気になる人は処方された時にGPに尋ねてみると良い。
⑥ 寒いから風邪を引くのではない
寒さ厳しい季節に外出すると風邪を引きやすいと信じている人が多いが、全く違う。風邪を引くにはそこにウイルスがいる必要がある。寒さだけでは風邪は引かない。
⑦ 5秒ルールはウソ
食べ物を床に落としても、5秒以内なら拾って食べてもOKという5秒ルール( 日本では3秒)は正しくない。長く床の上に置かれたままなら、より多くのバクテリアと接触する可能性が高まるが、たとえ1秒でも菌は付着する。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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