
英国の著名な彫刻家が、息子たちに遺産相続せず全額をナショナル・トラストに寄付するとしたことで息子たちに訴訟を起こされている。英各メディアが報じた。
バーミンガム市内のショッピングセンター「ブルリング」に置かれた、雄牛の彫刻を制作した英彫刻家ローレンス・ブロデリック(Laurence Broderick、87)さん。著名アーティストとして知られるが、3人の息子の内2019年に末っ子のオリーさん(46)が亡くなったことを責めた、グレアムさんとロジャーさんの2人の息子に遺産を分与せず、全額をナショナル・トラストに寄付するとの遺書を残したことで2人から500万ポンドを請求する訴えを起こされている。
ローレンスさんは自宅の鍵を替えたため、グレアムさんとロジャーさんは自宅に入ることも出来なくなっているという。グレアムさんはかつて父親の作品制作を手伝い、販売まで手掛けていたほど家族関係は良好だったとされている。
しかし不幸は突然訪れた。2018年にローレンスさんの妻、イングリッドさんがアルツハイマーと診断され、その翌年、末っ子のオリーさんが死去。オリーさんは生後9ヵ月で腎不全を患い、3度の腎臓移植と透析を繰り返していたが46歳で亡くなったのだった。2人の息子からオリーさんの死の責任を問われたというローレンスさんは以降、息子たちと縁を切ったとされる。
その後、グレアムさんは20年に渡って家族ぐるみで父親のアートを支えて来たことから、財産は均等に分与されるべきだと主張。遺産総額の3分の1にあたる500万ポンドを要求する訴えを起こした。裁判所の仲介もあり、現在親子は和解の方向に向かっているとされている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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