
■全英農業者組合(NFU)によると、物価やエネルギー代など様々なコストの高騰によって、廃業寸前に追い込まれている農家が増えているという。BBC(電子版)が報じた。
NFU が 610の酪農家と 525の農家を対象に調査を行ったところ、酪農家の7%が2024年までに牛乳生産をやめることを検討しており、農家の3分の1は食用作物の生産を減らしていることが分かった。特に、パン用の小麦から、肥料をあまり使わない飼料用の小麦の生産へ切り替えている農家が多いという。
昨年秋から肥料を生産するために必要なガスの価格が上がり、肥料のコストが急上昇。ウクライナ侵攻で経済制裁を受けているロシアは、世界最大の肥料生産国のひとつでもあったことから、肥料が手に入らなくなった。さらに、ここ数ヵ月で燃料、飼料、エネルギー等が前代未聞の値上がりを見せているため、農家は経済的に圧迫されている。
リンカンシャーで1600エーカーの農地を所有し、小麦・大麦などを生産しているアンドリュー・ウォードさんの話では、エネルギー代は2倍、農耕用車両のディーゼル代も2倍、肥料代も4倍アップ。畑で使う肥料の削減を検討しているが、それは収穫量が減ることを意味すると嘆いている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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