
■雇用削減と年金受給条件の変更をめぐり、最近ロンドン地下鉄運行のストライキが頻繁に行われているが、4月から地下鉄職員の年俸が8.4%アップすることが分かった。「イブニング・スタンダード」紙(電子版)が伝えた。
約1万5000人の駅職員と運転手に対する4年間の「賃金協定」に従い、契約の最終年を迎えた今年4月から、給与が大幅に上昇。2月に算出された小売物価指数(RPI)インフレ率に0.2%を加えた合計額が上乗せされて支払われるという。国家統計局(ONS)が発表した2月のRPIは8.2%で、ロンドン地下鉄の職員は年収が8.4%アップすることになる。現在、地下鉄運転手の年収は約5万9000ポンドであるため、4月からは約5000ポンドの増収の6万4000ポンドになるとみられている。
この給与増額により、ロンドン交通局(TfL)は1億ポンドの負担を強いられることになるが、サディク・カーン市長は「パンデミックによって価格が高騰する前の2019年に締結された取引条件を守り、今後の良好な関係を維持することが重要」と話している。
交通労働者組合(RMT)のジョン・リーチ氏は「我々組合員はパンデミックの間も地下鉄の運行を維持し、ロンドンを動かし続けるために、疲れをいとわず働いてきた」とコメント。TfLの広報担当者も「ロンドン市長は双方が誠意を持って合意した協定を守り、正しい行動をとっている」と述べている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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