フリーレンジたまご、なぜ消えた?

■ 英国では3月21日(月)、フリーレンジを謳うたまごがスーパーマーケットの棚から一斉に消えた。一体、英国のたまごに何が起こっているのか。英各メディアが報じた。

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フリーレンジ・エッグス(free-range eggs)とは、屋外で放し飼いにされた雌鶏からもたらされたたまごのこと。英国では昨年、最初の鳥インフルエンザ「H5N1株」が北ヨークシャーで確認され、11月以降に感染が拡大したため、現在全ての雌鶏が屋内鶏舎で飼育されるよう義務付けられている。雌鶏の屋内飼育が始まってから16週間が経過したため、フリーレンジを謳うことは出来なくなり、21日からは「バーン・エッグス(barn eggs:納屋卵)」と表示しなければならない。ただし「バーン」たまごは「フリーレンジ」同様、「RSPCA(王立動物虐待防止協会)」の環境基準を満たしている。これは、鶏が自由に動き回ることができるスペースがあるためで、両者の違いは屋内のみか屋外にも出られるかだけ。

RSPCAによると、英国の消費者はケージ(鳥かご状のもの)に押し込められた鶏のたまごよりも「フリーレンジ」や「バーン」のたまごを買う傾向が強いという。マヨネーズやケーキ、サンドイッチ等に使われるたまごの大部分は、ケージに入れられた鶏のものが圧倒的に多いとされる。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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