
■スーパーなどで販売されている安価な「バリューブランド」の養殖サーモンに比べて、手間暇かけられた養殖のプレミアム・サーモンはオメガ3の含有量が多いとされてきたが、実は両者にほとんど差がない可能性が浮上した。「デイリー・メール」紙(電子版)が伝えた。
サーモンに含まれるEPAとDHAという2つのオメガ3脂肪酸は、心臓の働きや思考力を高めると考えられている。それを受け、英国のスーパー10店舗で売られているスコットランド産養殖サーモンと、ノルウェー産の養殖プレミアム・サーモンのオメガ3含有量を研究者らが分析。その結果、含有量が最も多かったものは推奨される1週間のオメガ3摂取量の67%を含んでおり、一方で最も少なかったものは26%しか含まれていないことが判明。また、2つの店舗では、格安の養殖サーモンと、高価な養殖ものとではオメガ3の含有量にほぼ差がなかったという。
サーモンにはオメガ3だけでなく、セレンやリンなど健康維持に重要な別の成分も含まれている。研究リーダーのスターリング大学のマシュー・スプラグ博士は「EPAとDHAの量は切り身の部位や与えられていた餌によって異なるが、総合的に考えると養殖サーモンは依然として高い栄養価を有している」とコメント。
野生魚は産卵のために海から川へ戻る中で痩せてしまうことから脂肪酸が多く失われるが、移動しない養殖魚は一般的に天然物よりも多くのオメガ3を含むという。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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