
■ 国民が厳しいロックダウンを耐え忍んでいた頃、首相官邸内で度々パーティーが開催されていた、いわゆる「パーティーゲート」の問題で、調査を進めていた英政府は途中経過を報告。「リーダーシップと判断力の欠如」だとボリス・ジョンソン首相(写真左下)を厳しく非難した。BBCなど英各メディアが報じた。
上級公務員のスー・グレイ氏=写真=は1月31日、これまで公表されていなかった3つのケースを含む計16回の集会に関して、12ページに及ぶ調査の途中経過を報告。グレイ氏は「いくつかの集まりに関しては開催を認めるべきではなかった」と報告した。
また、グレイ氏は計12回の集会に関して、新型コロナウイルス対策の規則違反の容疑でロンドン警視庁が捜査を進めていることを明かし、「現時点で公表できることは極めて限定的だ」と説明した。
12回の集会には、昨年5月20日に官邸庭で開催された「アルコール持参(bring your own booze)」パーティーや、6月19日のジョンソン首相の誕生パーティーも含まれている。さらに警視庁は、昨年11月13日にダウニング街のジョンソン首相のフラットで開かれた集まりに関しても捜査しているとされる。
グレイ氏は、官邸内の上級公務員や職員らの間にはびこる文化を厳しく批判。さらに、英国民全員に課した厳しい基準を自らは遵守することなく、それらが一般の人の目にどう映るかといった思慮にも欠けていたとした上で、「官邸内の様々な部署と内閣府で、何度もリーダーシップの欠如と判断の誤りが起きていた」と厳しく断罪した。
この報告書は、ジョンソン政権にとってとてつもなく大きな意味を持つ。与党・保守党議員の多くは、ジョンソン首相に辞任を要求するかどうか、報告書の内容によって判断するとしている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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