
■昨年の夏、ロックダウン後に英国⼈の夫が脳梗塞を起こしました。朝6時半、トイレから「Help!」という叫び声が。以下、今回の出来事を要約してみます。
①NHSの⼒強いサービス
半⾝不随になっている夫を⾒てすぐ「999」へ電話。「息をしていますか。意識は?」と聞かれ、胸がドキドキ頭は真っ⽩に。まるでTVのドキュメンタリーを観ているよう。電話の声は私を励まします。「安⼼して。救急⾞が来るまで、私がついているから。まずご主⼈を安全な体位にしましょう。⾔う通りにやってみて下さい」。その後15分で先発隊のナースが到着し、⼼電図など検査を開始。30分後、⼤きな救急⾞で搬送されたのです。コロナ禍で私は乗れませんでした。②近所や友⼈のサポート
早朝の住宅地だったのでサイレンは鳴りませんでしたが何が起こったのか、隣⼈は知っていました。⼣⽅になると郵便箱にカードやメモが⼊り、電話も数本。「何かできることはない? 遠慮しないでね」という⾔葉に涙が出ました。成⼈した⼦供たちは遠くなので嬉しかったです。③訪問看護サービス
⼊院後、毎⽇病院から電話あり。容態や検査結果、⾎栓を溶かす治療内容などが説明されました。⾞椅⼦を覚悟していましたが、予後がよく2週間で退院。歩けますが頭はボンヤリです。 退院翌⽇から脳梗塞後のケアサービスが始まりました。毎⽇45分ほど「脳トレ」に来てくれるのです。アフターケアがあるとは。さすが英国医療、と思いました。さっと絵を⾒せて「庭に何があったかしら?」とか「100から7を引いていく計算ゲームをしましょう」などなど。お陰さまでやっと⽣年⽉⽇が⾔えるまで回復しました。 私たちはラッキーでした。こんな状況だからこそ、命の⼤切さを感じます。いろいろ意⾒はあるでしょうが、NHSのサービス概念じたいは素晴らしく感謝に値すると思いました。(在英20年/60代主婦 P子さん)
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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