
英国における新型コロナウイルスによる新規感染者者数はいまだに1日10万人近い。また、亡くなった人も300人を超える日が続いているが、ボリス・ジョンソン首相は強気の勝負に出た。本日(27日)より、公共交通機関、店舗などでのマスク着用は義務ではなくなり、罰金を科されることもなくなった。各メディアが報じた。
イングランドでのコロナ対策の規制が27日より緩和された。今までワクチンを2度接種したことを示す「ワクチン・パスポート」の提示が求められていた場所、イベントについても、今後は「ワクチン・パスポート」の提示は不要。また、31日からは、老人介護施設でも、1日に受け入れられる訪問者の数の制限が撤廃されるなど、次々に規制緩和の方針が打ち出されている。
しかし、手放しで喜べる状況ではないと感じている国民は少なくない。セインズベリーズ、ウェイトローズ、モリソンズといった大手スーパー・チェーン、デパート・チェーンのジョン・ルイスでは引き続きマスク着用を利用客に呼びかけるとしている。また、ロンドン市長、サディク・カーン氏もロンドン地下鉄、バスなどでのマスク着用を強く訴えている。
ロックダウン中に首相官邸で、何度もパーティーがひそかに行われていたことが明るみに出るなど、スキャンダル続きのジョンソン首相が、国民の注意をそらすために、大胆な規制緩和を打ち出したという批判の声も聞かれている。同首相の「バクチ」、果たして実を結ぶかどうか、注目が集まっている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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