■英国では現在、パンデミックによるストレス性障害(PPSD)で心臓関連の病気を患っている人が30万人にも達していることが分かった。「イブニング・スタンダード」紙(電子版)が伝えた。
元NHSの上級心理療法士でカウンセリング・サービス「EASE Wellbeing CIC」の創設者であるマーク・レイナー氏は「パンデミックに端を発するストレスや不安により、30万人もの人々がPPSDに苦しんでいる」とコメント。PPSDの影響で心血管疾患の患者が4.5%増加しており、とくに30~45歳の人が最もその発症リスクが高いという。
「心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患の予防と治療には、ストレスやメンタルヘルスの問題を軽減することが重要。早期発見・早期治療ができないと、冠状動脈性心不全などの体調不良が激増する恐れがある」と警鐘を鳴らしている。
ハローのノースウィックパーク病院の上級血管外科医であるタヒール・フセイン氏も、これに同意。同医師が勤務する病院ではパンデミック以前に比べて、血栓症関連の血管疾患の患者が増えており、とくに若い年代が多く入院しているという。「PPSDの影響で、ストレスや不安が増大したことが直接の原因だと思われる。多くの人々が外との接触を避けて自主隔離し、必要な支援を受けられずに孤独を感じながら、肺塞栓症や心筋梗塞といった症状で自宅で亡くなる患者も多い」と話している。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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