
個人情報をいかに守るかが課題となっている、昨今の社会だが、車のナンバープレートを「コピー」され、被害にあった女性のケースを「メトロ」紙が伝えた。
北西イングランドのハートルプール在住であるクレア・ヘロンさんは、愛車のメルセデス・ベンツを売ろうと考えたことがあり、1度だけ売買専門の情報新聞に掲載したことがあった。その時は結局、気持ちが変わり、車を手元に置いておくことにしたのだが、しばらくして、スピード違反による罰金請求の連絡を受け取った。
その罰金請求の手紙には、ヘロンさんのベンツに似た車体に、ヘロンさんの所有するナンバープレートと同じ番号のプレートをつけた車の写真が添付されていた。これを皮切りに、ヘロンさんの元に次から次へと違反通知が届くようになった。ある時は、午前3時にロンドン・ブリッジを猛スピードで走り抜けたという違反内容だったが、その頃、ヘロンさんは遠く離れたハートルプールで熟睡中、愛車も敷地内にとめられたままだった。
ヘロンさんは罰金支払いを拒否。しかし、ヘロンさんの不在時に取り立て人が現れ、拒否しきれなかったヘロンさんの母親が 1200 ポンドを支払ってしまったこともあったとされる。一時は請求額の合計が20万ポンドにまで達してしまったが、警察に相談しても, 犯人がヘロンさんから直接何かを奪ったわけではないため、手の打ちようがないと言われてしまった。
途方にくれていたところ、ヘロンさんの窮状をみかねた慈善団体 「Victim Care and Advice Service」が救済に乗り出してくれたおかげで、濡れ衣がはれ、それまでの違反切符はキャンセルされることになったが、クレアさんは「悪夢の3年間だった」と振り返った。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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