
コロナ禍により、死について考える機会を得たという人は少なからずいると類推できる。自分の死後、あるいは愛する身内が他界した後、どのような葬儀で見送ってほしい、または見送りたいかと考えた時、音楽は大きな役割を果たすと言えそうだ。悲しみを和らげてくれるのも音楽の力。ある葬儀会社のユニークなサービスが話題となっていることを「メトロ」紙が伝えた。
「The Singing Undertaker(歌う葬儀屋さん)」(英国では葬儀業社を「undertaker」と呼ぶ)として好評を博しているのは、ウェールズのスウォンジーにある、コープ系列の「ウィリアム・プレスディー・フューネラルケア」勤務のジェームズ・マリーさん(35)。エリザベス女王のために歌った経験もあるという。
バリトンとして美声を披露するマリーさんは、コロナによるロックダウン中、葬儀の参列者数が限定されてしまい、寂しい旅立ちになりがちなのを見かねて、ナマの歌声で少しでも悲しみが和らぐようにとこの特別サービスを始めたという。
リクエスト曲として人気があるのは、ウェールズ国家、ウェストライフほかのカバーでも知られる『You Raise Me Up(ユー・レイズ・ミー・アップ)』など。マリーさんは、自身が歌っているあいだ、人々の顔に誇らしげな表情や、様々な感情が浮かぶのを見て、自らも癒されていると話している。
※写真はイメージです
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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