
■ロンドン各地で幹線道路を封鎖している環境保護団体「インシュレート・ブリテン(Insulate Britain:断熱英国) 」は 3日朝のラッシュアワー時、ロンドンの主要道路3ヵ所を最大で4時間封鎖した。英各メディアが報じた。
この日、インシュレート・ブリテンのメンバーらは午前8時から正午までブラックウォール・トンネル、ハンガーレーン、ワンズワース橋を封鎖した。ブラックウォール・トンネルで封鎖にあった女性は入院中の81歳の母親に会いに行く途中といい、「なぜこんなに身勝手なことが出来るの‼」と激怒。新型コロナで陽性となり数週間昏睡状態にあったという55歳の男性はハイテク検査を受けるために病院に向かっていたが検査をキャンセルせざるを得なかったという。
混乱する中、救急車の運転手が座り込みの現場に駆け付け、他のドライバーたちと力づくで活動家たちの排除を開始した。
インシュレート・ブリテンのロジャー・ハラム代表は「Unbreak the Planet」に出演し、「例え死にかけた患者を乗せた救急車がいても、入院している母親に会いに行こうと泣いてすがる女性がいても封鎖は続ける」と話した。
先月、11回に渡ってロンドン周辺の道路を封鎖した団体は、ロックダウン解除後に経済活動を再開しようと努める労働者を含む首都に入ろうとする数百万人の人を足止めし、深刻な渋滞を引き起こした。ハラム代表は「北半球の人々の集団的利己主義のために南の有色人種は苦しめられている。我々は貧困層に対する富裕層の人類史上最大級の犯罪について話し合っている」などと話した。
ハラム代表がドイツの新聞に語ったところによると、同氏は有機栽培の農業を営んでいたが異常気象のために事業に失敗。その後、環境保護団体「Extinction Rebellion(エクスティンクション・リベリオン 絶滅への反逆:通称XR)」の共同創設者となったがXR内で意見の相違から分裂し、インシュレート・ブリテンを発足させたと語っている。
「インシュレート・ブリテン」メンバーを公道から排除しようとする一般市民、救急隊員たちの動画はこちら。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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